酒と大臣という、相当インパクトのある事件が起きました
もともとこれまで日本の大臣が外国の記者会見などで
問題が出るようなことはあまりなかったと思うのですが、
なんだか凄い映像が巷に流れてますね
会見の前には飲んでない、って言ってますが、
正確には、「これ以上酒を受け付けない状態」だったん
ではないでしょうか。そんな気がします
見た感じ、新橋のSL広場前のサラリーマンかと思い
ましたよ
なんなら、頭にネクタイ巻いておいてもらいたかった
ような。。。
会社勤めしていた時にも、こういう類の人ってまわりに
いた気がしますが、会社員の場合はこういう時は仮病
使ったりして表に出てこないですから、
打ち合わせの場でろれつが回ってない人がいる、
などという経験もないわけです
通常なら記者会見をキャンセルするところだったんで
しょうが、外国の通信社などもいることから、
「真面目」に登壇してしまったんだろうと思います
皮肉めいていうと、それはそれでもの凄い「精神力」な
わけです
どんな状態でも「精神力」さえあれば何とかなる!
てなことを私たちは小さい頃から嫌というほど聞かされ
て育ってますからね
日本的な精神の力をもってしても、肉体的な状況
に打ち勝つことができなかった、という、
日本が近代化して以来の最大の課題が、ここでも象徴
的に現れてしまったんですね
いわゆる「失敗の本質」そのものです