今日は少し、広告っぽい話です。
昔、日産自動車が下り坂だったころ(最近もあまり調子よくはないよ
うですが)、
○○限定バージョンとか、スペシャル・ウルトラなんとか仕様とかの
キャンペーンをやたらやってました。
一度、これをやって一時は販売効果があって売り上げが上がるもんだ
からやりだすとキリがなくなるんでしょうね。
また、キリンラガービールってのも、元祖なんとかで昔のラガーとか
本当のラガーとか、クラッシックラガーとかよく覚えてませんが、
いろいろ種類を出したりしてます。
うちの実家の父親はずっとラガーだったんですが、今はあり得ないと言って
ますが。
で、意味合いは違いますが、ビールのCMでは王子扮する阿部寛さん
が「ドラフード」に認定とか言ってます。ドラフトワンのCMです。
やきそばがドラフードに認定されて、だから何なんだ、という話なんですが。
あれは広告やってる人は分かると思うけど、
やっちゃうんだね。
安い発砲酒だから、王子が下々のところに降りてきて初めて食べるギョーザ
とかやきそばを認定!
みたいなストーリー。
割と理屈でできてる広告というんでしょうか。
阿部寛さんの王子役を笑いの対象にしてるのか、真面目にやってるの
かがよくわかりません。
なんでやきそばが「ドラフード」に認定されてまわりが喜ぶのか全く
意味不明です。
テーマとして、「発砲酒を日常の食卓で気取らず飲んでもらおう!」
ってことなんでしょうが、どうなんでしょうか。
だったらもっとリアルにB級グルメな、ど演歌系歌手とかに阿部さんを
演出したりした方が分かりやすいんではないでしょうかね。
一方で、スーパードライ、おーいお茶の戦略ってのがあって。
世の中には見映えを変えたがる、本質的な問題を避けたがる、という流れ
があって、これはまあよく陥りがちなことであるので、
よくよく注意しなければいけなんだな~、と自戒をこめてそう思います。