前に三島由紀夫の70年の自衛隊事件のこと書いた気がしますが、
今日はなんかそんな事件に近い奇妙な日ですね。
三島由紀夫もそうだけど、とても幼稚で稚拙というか、なんとも言えない
後味の悪い感じです。
政治的なことをあれこれ言う気はないけど、
結局、未熟なままの、ほっぽったままのいわゆる戦後的なものが
いよいよ爛熟してきたんだろうね。
いろんな清算とかやらなきゃいけないことははっきりしてるんだけど、
自らがその負の遺産の中で知らずに育ってきてしまったという、
悲劇的なアンビバレントな状況下で限界が来たんでしょう。
戦後的なものをどうにかしなきゃいけない人間が最も戦後的なもの
の影響下で育った世代という、泣くに泣けない話のような気がします。
当事者もそうだし、敵対しているかに見える人たちもそうです。
早く脱却してほしいです。
敵に見える人も味方の人も。
いろいろなもんから。
まあ、過渡期なんでしょう。